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【インタビュー】柔軟な対応でクリニックの業務をサポート!自由診療向け電子カルテサービス「Medibase(メディベース)」

目次

自由診療に特化したクラウド型の電子カルテ「Medibase」について、株式会社メディベースのパートナーセールス 鈴木 祐介 様とカスタマーサクセス 西村 拓弥 様にお話を伺いました。

Medibaseの強みは、「使いやすさ」と「導入しやすさ」

Medibaseとはどのようなサービスですか?

鈴木 Medibaseは、自由診療に特化した電子カルテのクラウドサービスです。元々、保険診療向けの電子カルテを開発している会社が、自由診療向けに開発した電子カルテサービスです。「保険診療とは違うニーズにも対応できるように」ということがコンセプトのひとつにあります。保険診療の複雑な医療事務分野を熟知したものが開発をしているため、シンプルな運用を実現しています。医療分野を熟知した者が開発したサービスというのが、他社とは異なる部分です。

Medibaseの開発において力をいれた点を教えてください。

鈴木 クリニックの業務で必要な機能を必然的に使えるようにすることをコンセプトにしています。日々の業務に関わるため、開発時に業務動線を徹底的に意識しています。とにかく使いやすさを追求して開発しています。弊社のクラウドサービスを導入してくださっているクリニックが他社と比べても多いので、実際にクリニックに出向いて、機能に関する意見をいただくこともあります。

Medibaseの強みや特長を教えてください。

鈴木 まず第一に導入コストがリーズナブルです。月額45,000円と初期導入費用140,000円と、かなりハードルが低くスタートができるように価格設定をしています。

また、導入後にお問い合わせをいただくことがほとんどありません。Medibaseは導入前に入念に打ち合わせをするところからサポートが始まっています。クリニックでどのように使われるかを事前にしっかりヒアリングをし、納品をしています。

私自身、前職でクラウドサービスを取り扱う会社におりましたが、サポートの電話が鳴りやまないというのが日常でした。Medibaseがサポートの連絡がとても少ないのは、導入後もクリニックが困ることなく使用できているように、導入前にしっかりサポートができているからだと思います。また、Medibaseはクリニックで必要なものは標準機能にしていきたいと考えています。例えば、同意書の作成は自由診療には欠かせないものです。自由診療に特化したカルテで、施術同意書をオプションにするのは違和感があると思い、Medibaseでは標準機能にしています。クリニックで必ず使うものは、オプションなく使っていただきたいというのがメディベースの想いです。

 

西村 弊社が自由診療の電子カルテを始めたときは、サーバー型の電子カルテが主流だったので、クリニックとしては高いシステムを入れるか、アナログな運用方法を選択するかの2択でした。弊社は月額45,000円で提供しているサービスなので、手始めに使いやすく導入しやすい料金設定にしているのは大きな特長です。また、サポートについても「これはどう使ったらいいんですか?」という質問を極力避けるために、クリニックですべて解決できるよう、使い方をすぐイメージできるように、という目線を開発時から重要視しています。

初期導入前に入念に打ち合わせをされるとのことですが、何回ほど打ち合わせをしていますか?

鈴木 クリニックによって異なりますね。例えば独立開業されるクリニックですと、そこで働かれる方は先生と看護師さん、スタッフさんと人数が少ないことがあります。そういった場合は導入前の打ち合わせは比較的早く終わります。1回の打ち合わせは大体1時間程度ですが、一番少ないクリニックで3~4回の打ち合わせでした。電子カルテのシステムに抵抗がある方がいらっしゃる場合は、10回、15回としっかりと対応しています。クリニックの体制や得意・不得意などによって異なるため、お客様に合わせて必要な回数を打ち合わせしています。

導入前に何回打ち合わせをしても初期費用が変わらないのですか?

鈴木 そうなんです。他社では何時間を超すとプラス料金がかかるところもありますが、Medibaseは初期費用はそのままです。

西村 逆に初期費用を値引きすることもあります。新規開業のクリニックでメニュー数が少ない場合ですと、初期費用をいただきすぎていることになります。作業量が少ないのに金額を多くいただくのは正しくないと思っているので、その時は値引きをしています。

万全なサポート体制と、柔軟な連携でスムーズに導入

Medibaseの代表的な導入事例やうまく活用された事例を教えてください。

鈴木 新規開業、複数院展開、既存電子カルテからの入れ替えの3つの導入事例をご紹介します。

まずは新規開業の事例は、費用を抑えてスタートしたいというクリニックです。電子カルテの費用を抑えて、機器や内装にこだわりたいというご要望でした。こちらのクリニックは約3週間で納品をしています。スタッフさんの負担も最小限に抑えて導入もできました。

2つ目の複数院展開の事例は、既存システムとの共存をご希望のクリニックです。顧客管理システムを導入されていたので、そのシステムとの連携が導入の必須条件でした。それほどクリニックで顧客管理システムが浸透しているということですから、導入前の打ち合わせには弊社の開発スタッフも同席し、5~6カ月かけて納品をしました。Medibaseは柔軟な連携ができるところが強みの1つでもありますので、他社システムとの連携も可能です。

最後が既存の電子カルテからの入れ替えです。これはよくあるのですが、開業から10年以上蓄積した顧客情報をお持ちのクリニックの事例を紹介します。このクリニックは蓄積した情報を移行することが課題でした。データとして存在している顧客情報と、開院当初の紙カルテの顧客情報が存在していたため、少々難航しましたが、準備期間を約4カ月ほどいただき導入していただきました。導入後に紙カルテが残っていたお客様も見つかることがありますので、そういった場合の情報移行もサービスでサポートしています。

今後の展望をお伺いさせてください。

鈴木 クリニックにおいて電子カルテは、通常の業務で使うものです。Medibaseは、そのいつもどおり使っている中にプラスαの価値を無意識のうちに手に出来るツールでありたいと考えています。例えば、電子カルテのデータを利用して顧客管理のベースにしていったり、流行にあわせた経営分析などをやっていきたいと考えています。あとは、MedibaseはWebORCAを使うことで保険診療を導入されているクリニックでも導入が可能です。保険診療をやりながら、自由診療をおこなっているクリニックも多くありますので、今後は各種法令や制度の管理、運営の拡充も視野にいれています。

西村 美容クリニックで働く方は、大きく分けて医師、看護師、カウンセラーの3職種になりますが、電子カルテは全ての職種の方が毎日使うものです。顧客情報はすべて電子カルテに入っているので、顧客情報を活かしたマーケティングや集患などに活用できる機能をつけることも今後の展望です。

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