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【インタビュー】導入クリニック200院突破!オールインワンでクリニックの業務効率化を支援するサービス「medicalforce」

導入クリニック200院を突破し多くのユーザーから支持を受ける自由診療クリニックの業務・経営の全てを管理するクラウド型電子カルテ「medicalforce」を提供する株式会社メディカルフォースの代表 大嶋翼 様にmedicalforceの開発経緯や、他社にない強みや特徴などについてお話を伺いました。

患者としての体験が開発のきっかけ

medicalforceとはどのようなサービスですか?

大嶋 medicalforceは、自由診療向けのクラウドサービスです。オールインワンで、クリニックの業務をすべてをひとつのSaaSで完結させることができます。

予約、カルテ、会計を中心に、CRM、在庫管理、問診票、同意書など、クリニックの業務を隅々までできるようになっています。

medicalforceの開発に至った経緯を教えてください。

大嶋 私を含め創業メンバー全員に医療や美容医療のバックグラウンドはありませんが、開発に至った経緯のひとつに、私自身が美容クリニックで施術を受けた体験があげられます。

昔、1つのクリニックで、1日にダーマペンとボトックスの施術を同時に受けたことがあるのですが、ダーマペンの施術後の真っ赤な顔で別の施術室へ入った時、ボトックスを担当する看護師さんに「その顔、どうしたんですか?」と聞かれました。その時に、クリニックの中での情報連携ができていないことに気付き、クリニック向けの患者管理ツールのようなものができたら面白いのではないかと思い、開発に至りました。

医療業界の知識がなかったため、SNSでドクターやクリニックにメッセージを送りヒアリングをさせていただき、その結果で見えてきたのが、医療業界における顧客管理ツールといえば「カルテ」だということでした。

予約、会計などの患者様の行動データはカルテがないとみえないため、結果的にカルテをベースとしたSaaSになりました。

開発にあたって力をいれた点を教えてください。

大嶋 クリニックで行われる全ての業務が一つで完結するようなオールインワンクラウドでないと、業界の課題を解決できないと思っており、機能の網羅には力を入れています。

また、毎日使う機能である、カルテ、予約、会計などに関しては、どれだけ使い勝手を良くできるかが、コアになると思っており、ここに関しては開発当初から現在に至るまでずっと力を入れている点です。

medicalforceの特長や強みを教えてください。

大嶋 クリニックの業務が全部カバーできることが特長で、オールインワンでクリニックの課題を解決できることが強みです。

似たようなサービスは他社にもありますが、その中でもmedicalforceは機能数が一番多いので、クリニックの様々な業務に対応することができます。

クリニックの業務が全部できることで、どのようなメリットがありますか?

大嶋 medicalforceは、クリニックの業務効率化を支援しているサービスです。業務効率化には様々な側面がありますが、近年美容医療の需要はますます高まっており、それに伴い供給側のクリニック数も増えてきています。

そうなるとクリニックは、多くの患者様に来院していただかなくてはいけませんし、既存の患者様にも継続して来院していただく必要があります。患者様が美容クリニックを選ぶ上で重視するポイントは「値段・施術の腕前・サービス」の3つになると考えています。

この中で、私たちが支援できるのは「サービス」の部分です。

良いサービスには、接客や待ち時間、予約の取りやすさなどが重要です。院内がバタバタしていては、患者様の待ち時間を減らせません。例えば、予約とカルテを別のツールで管理していたとします。来院する患者様の過去の施術歴を知りたいとき、複数のツールを横断して確認しなくてはいけませんし、紙の問診票を使っている場合は、そのカルテに手入力で問診票の情報を入力しないといけません。様々なツールを使用するため、院内は常にバタバタした状態になってしまいます。

バラバラだったツールをまとめることで、ひとつのツールで患者様の情報を全て確認できるようになります。このようにオールインワンであることによってクリニックの現場業務を楽にすることができ、業務効率化につながります。

medicalforceの代表的な導入事例やうまく活用された事例を教えてください。

大嶋 うまく活用された事例はたくさんありますが、medicalforceを導入した多くのクリニックが患者様に「待ち時間削減」と「予約の取りやすさ」といったサービスを提供できるようになっています。

デジタル問診票を使えば、患者様がクリニックに来院する前に事前に問診票に記入をしてもらうことができ、来院したら待ち時間なく、すぐに施術室へ案内することができます。また、medicalforceの予約表は、部屋別・スタッフ別で見ることができ、「誰が」「どの機械が」「どの部屋が」空いているかを瞬時に確認することができます。それを基に患者様の予約配分をすることができ、割り当て業務がなくなることも「待ち時間削減」に繋がっています。

あとは、WEB予約機能が「予約の取りやすさ」や「待ち時間削減」に繋がっています。WEB予約ページがないクリニックは、電話で予約を受け付けているところが多いのですが、電話対応をしているとその間、来院している患者様を待たなくてはいけません。WEB予約ページがあれば、患者様側で日時を選択してパッと予約ができますし、予約のキャンセルが入ってもまたすぐ別のお客様に予約の空きを示すことができ、クリニックの稼働率をあげることができます。

お客様の声で進化し続け、美容クリニックの経営課題の解決を目指す

medicalforceをリリースしてから1年9カ月、ものすごい勢いでサービスが発展していますが、どのようにサービスをブラッシュアップされているのですか?

大嶋 SaaSは基本的に開発が終わらないものです。medicalforceは最初は予約管理しかできませんでしたし、部屋別どころか週のカレンダーしかありませんでした。それを今の状態に至るまでに「お客様の声」を元に開発をし続けてきています。

お客様が少ない時は、新規の営業先の声を聞き、開発に活かしていましたが、今は200院のクリニックに導入していただいているので、既存のお客様の声をしっかり聞き、開発に活かすようにしています。以前は「この機能がないと全然使えない!」「この機能がないなら導入できない」と言われていたのですが、いまでは「こういう機能があったら」という「Must have」から「Nice to have」に要望のレベルが変わったと感じています。

大嶋代表が思う「1年9カ月で導入クリニックが200院突破した要因」を教えてください。

大嶋 やはり顧客コミットを実践し続けたからだと思います。medicalforceのようなシステムは、どうしても他の類似製品と似てくるものだと思っているのですが、medicalforceはリリースを他社よりも早くし、しかも幅広い機能を提供し続けることで、多くのクリニックから支持され導入していただいてきています。

また類似システムに対して何で勝つかというと、会社のブランド力や手厚いサポートなど、クリニックからの信頼をどれだけ獲得できるかにかかってると思っています。medicalforceを使っているお客様が細かい要望をおっしゃってくれるのは、「medicalforceだったら、この要望を叶えてくれる」という信頼があるからだと思います。このように地道に顧客コミットをしてきた成果が、1年9カ月での導入クリニック200院突破に繋がったのだと思っています。

今後の展望をお伺いさせてください。

大嶋 今は美容クリニックの電子カルテ会社という位置づけになっていると思うのですが、これからは電子カルテ会社ではなく、美容クリニックの業務効率化を促し、経営課題を解決できる会社という立ち位置を強固なものにし、お客様からさらに信頼されるようにしていきたいと思っています。

業務と経営を これひとつで管理
メディカルフォースは美容クリニック・自由診療クリニックの 業務・経営の全てを管理するクラウド型電子カルテです。